絵本旅行

好きなものについてただ徒然に

お月見の季節に読みたい🟡お月さまが登場するおすすめの絵本

昨日は中秋の名月でしたが、皆さんも綺麗な満月を見れましたでしょうか?我が家も娘とお団子を作って、自宅の狭いベランダで「なんちゃってお月見」を執り行いました(笑)

もともとは作物の実りを感謝するお祭りとして始まったお月見。古来から人々に親しまれてきたお月さまですが、絵本の世界でもお月さまが題材となっているものがたくさんあります。

月にまつわる絵本は娘にもたくさん読み聞かせてきましたが、その中でも特に娘が気に入り、親の私自身も是非おすすめしたい!と思える絵本を紹介していきます。

(これ書くならお月見前にアップしろよって自分に突っ込みながら書いています笑)

※出版元が記載している対象年齢を参考までに記載していますが、絵本好きのお子さんでしたら対象年齢に達していなくても問題なく楽しめる作品もたくさんありますので、あくまで参考程度にしていただければと思います。

 

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おつきさまこんばんは

有名な作品なのでご存知の方も多いかと思います。娘はこの絵本がきっかけでお月さまが大好きになりました。この絵本のお陰か今もなおベランダから夜空を見上げては月を愛でるのが日課の渋い3歳児に成長しています(笑)

まんまる綺麗なお月さまが大きく描かれているので、まだ言葉が分からない赤ちゃんでも視覚的に惹きつけやすく、子供心をグッと掴んでくれます。ファーストブックとしても大変おすすめです。

 

お月さまってどんなあじ

対象年齢:2歳~

 ポーランド出身のマイケル・グレイニエツさんの作品。

お月さまの味を確かめるべくたくさんの動物が次から次へと登場し、なかなか手が届かないお月さまに触れたい一心で動物たちが協力して互いの背中に積み重なっていきます。はたしてお月さまをかじることはできるのか?結末に向けての楽しみはもちろん、どんな味がするのか子供と色んな想像を膨らませながら読み進めることができる楽しい一冊。

 

つきのよるのものがたり

つきのよるのものがたり

つきのよるのものがたり

Amazon

対象年齢:2・3歳~

 主人公は月と一緒に描かれた美しい絵の中のねずみ達。ある日ねずみ達はおひさまを見てみたいと絵の中から飛び出し、ひょんなことから優しいクマさんと出会います。

念願のおひさまにも出会えた絵の外の世界は楽しく、クマさんにも「ずっとここにいてもいいんだよ」と言われるねずみ達ですが、だんだんと絵の中のお月さまが恋しくなっていき…最後にねずみ達が選択した行動とは......。熊さんとの友情も心を温かくしてくれます。

 

パパお月さまとって

はらぺこあおむしでも有名なエリックカールさんの作品。パパが娘の願いを叶えるべく梯子を使って実際にお月さまを取りに行くお話。月の満ち欠けもストーリーに上手に盛り込まれています。

お話の内容はさることながら絵もとっても素敵で、仕掛け要素もあるのでわくわくしながら読み進めることができます。

 

まんげつダンス!

対象年齢:3歳~

 『ティッチ』『ロージーのおさんぽ』『おまたせクッキー』などで知られる、イギリス出身の絵本作家、パット・ハッチンスさんの作品。

 豚、羊、馬のお母さん達は子供が寝静まった後に満月ダンスを始めます。しかしながら踊り始めたら色々なハプニングに見舞われて、なかなかシュールに物語が展開していきます(笑) 最後に目を覚ました子供達の行動にも注目です。シュールなお話が大好きな娘はドハマりしていました(笑)

 

14ひきのおつきみ

対象年齢:3歳〜

 こちらも大変有名ですね。シリーズ化されている作品で、四季の移ろいに沿ったお話が多く、絵本を通して移り変わる美しい自然や季節行事にふれることができます。私自身、小さい頃このシリーズが大好きで、娘に読み聞かせているのは実際に私が幼い頃読んでいた絵本たち(実家の本棚に眠っていた)長年愛され続ける理由が分かる素敵な1冊です。

 

まんまるいけのお月見

対象年齢:3歳~

池の外の空気を吸うと死んでしまうという言い伝えを信じる池の中の魚達が初めてのお月見を達成するべく奮闘するお話。お月さまを見たい一心で頑張るお魚達の姿がユーモアに描かれ、とても愛らしい作品です。

 

やまこえのこえ

満月の日、きつねのきっこちゃんは油揚げを買いに町へ出かけます。その帰り道、どこからか油揚げを狙う不気味な声が…一体その正体は?満月に起こるちょっとどきどきするお話(ホラーではないので安心してくださいね笑 ちゃんとカワイイオチ付きです。

 

10ぴきのかえるのおつきみ

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対象年齢:4・5歳~

大人気10ぴきのかえるシリーズ。娘も10ぴきのかえるの大ファンです。

お月見の日に10ぴきのかえるがすすきのはらにすすきを取りに行きますが、その道中で毎度のことながらハプニングに見舞われ笑、個性豊かなかえる達がドタバタ楽しい物語を繰り広げてくれます。

絵本好きのお子さんでしたら2歳くらいから読んであげても楽しめる絵本だと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?お月さまにまつわる(かつ面白い)絵本は本当にたくさん出版されており、今回10冊に絞るのは大変な作業でした😅

皆さんの絵本選びに少しでもお役立ていただけたら幸いです。

 

絵本の選び方-絵本選びに迷った時に役立つ便利なアイテム-

絵本の読み聞かせが良いことは分かってはいるけど、いったいどんな絵本を選んだらいいのか迷った経験がある親御さんは多いのではないでしょうか。

我が家の娘も絵本が大好きですが、絵本なら何でもよいというわけではなく、やはり好みがあります。

子供の好きな絵本の傾向を把握できるとより絵本選びも楽に、そして読み聞かせもさらに楽しくなってきます。

今回は私が絵本育児を行ってきた中で、参考にしてきた絵本の選び方についてご紹介したいと思います。

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くもんのすいせん図書一覧表の活用

やってて良かった!でおなじみ「公文式」から提供されている「くもんの推薦図書一覧表」です。

公文がおすすめする良質で優れた図書650冊を年齢別に一覧表にしてくれています。

我が家も絵本の読み聞かせをスタートするにあたり、まずはこのくもんの推薦図書から一冊づつ順々に読み進めていきました。

魅力的な内容で選りすぐりの絵本の数々は安心して子供に読み聞かせしてあげられるので、大変おすすめです。

こちらから一覧表の印刷可能です↓

https://www.kumon.ne.jp/dokusho/pdf/suisen.pdf

自宅で印刷ができない場合は冊子を請求することもできます。郵送費は請求者負担となりますが、公文式宛にメールで照会してだくと手に入れることができます。こちらから請求可能です↓

くもんのすいせん図書: 読書と読み聞かせのすすめ | 公文教育研究会

公文式に入会している場合は教室を通して申込可能です

児童書目録の活用

出版社から発行されている児童書目録も大変参考になります。

児童書目録とは出版されている絵本の題名・作者名はもちろん簡単なあらすじ・対象年齢・価格等が掲載されており、絵本のガイドブック・絵本のメニュー表のようなもの。

無料で請求できるものばかりですので、自宅に一冊あると便利です。

我が家で活用している児童書目録をいくつかご紹介します。

 

福音館書店の児童書目録

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ぐりとぐらの絵本やだるまちゃんシリーズなどロングセラー作品をたくさん生み出している福音館書店さん。

とにかく名作揃い!娘に限らず私自身も印象に残っている素敵な絵本がたくさんあります。

あかちゃん絵本も多く、ファーストブック選びの参考にもなります。

お申し込みはこちら↓(無料です☆)

パンフレットのお申し込み|福音館書店

 

偕成社の図書目録

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のんたんシリーズやはらぺこあおむしなど数々の人気絵本を出版している偕成社さん。

目録書と併せてロング&ベストセラー本も一緒に請求するのをおすすめします。

目録書のコンパクト版といった感じですが、人気絵本を手軽に把握できて便利です。

お申し込みはこちら↓(無料です☆)

お問い合わせ | 偕成社 | 児童書出版社

 

金の星社の児童書目録

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いもとようこさんの作品を多く出版している金の星社さん。

幼児期に触れておきたい心温まる作品が多く取り扱われています。

おさるのジョージシリーズや音の出る絵本などラインナップも豊富です。

お申し込みはこちら↓(無料です☆)

目録請求 - 金の星社

 

ひさかたチャイルドの児童書目録

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わんぱくだんシリーズ・やまねこ先生シリーズなどを出版しているひさかたチャイルドさん。シリーズものが多い印象で、娘も大好きな作品が多く、個人的に大変お世話になっております。

自然をテーマにした自然科学絵本も豊富に取り扱っています。 

お申し込みはこちら↓(無料です☆)

目録請求・お問い合わせ - 子どもの本の出版社 ひさかたチャイルド

 

岩波書店の児童書目録

星の王子様やクマのプーさんなどを出版している岩波書店さん。

乳幼児向けの絵本に限って言えば先にあげた4社のほうがラインナップが充実している印象ですが、もちろん良質な絵本が揃っておりますので手元に一つ置いておいて損はないかと思います。

PDFで提供されているので自宅で気軽に印刷できるのも良いですね。

児童書目録 - 岩波書店

 

地域の読み聞かせイベントに参加する

お住まいの地域の図書館や地区センターなどで開催されている絵本の読み聞かせ会に参加するのもおすすめです。(最近はコロナの影響で中止となっていることろも多いかと思いますが...)

我が家も娘が未就園児の時はかなりの頻度で参加していました。

基本的に読み聞かせ会で読まれる絵本は子供受けの良い人気のある絵本なので、絵本選びの参考になりますし、魅力的な絵本に出会えるチャンスです。

定期的に通うと子供の好きな絵本の傾向なども分かるのでおすすめです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

みなさんの絵本選びに一つでもお役立てできれば幸いです。